10坪を開業されるお客様へ、金利の目安など具体的なお金の話

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金利の目安など具体的なお金の話

10坪前後の小規模店舗の開業を初めて考える方の中で、

融資を考えている方もいらっしゃるかと思います。

今回は日本政策金融公庫を利用して開業資金や運転資金の融資を受けるときの

金利についてお伝えします。

◎民間金融機関と日本政策金融公庫、ビジネスローンの違い

まず、違いを知っておきましょう。ざっとこういった違いがあります。

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民間金融機関は日本政策金融公庫に比べると金利が安いですが、信用保証協会の保証料が別途かかります。

この保証料を金利として考えると、民間金融機関と日本政策金融公庫の金利にはほとんど差はなくなります。

日本政策金融公庫の最大のメリットは無担保・無保証人でも融資が受けられるということになります。

なお、日本政策金融公庫を利用する場合でも、担保や保証を付けての融資を受けることで金利を下げることも可能です。

担保や保証を付けると約1%程度、金利を減少させて融資を受けることも可能になります。

ただし、事業経営は何が起こるかわからないものです。

金利の1%も大事かもしれませんが、無担保無保証というメリットを享受するほうが良いのではないかと思います。

ノンバンクについては、創業時に使うことはほとんど不可能です。

しかも、金利がべらぼうに高いので余程の時以外には利用を検討することはないでしょう。

そもそも日本政策金融公庫とは

日本政策金融公庫は、100%政府出資の政策金融機関になります。

その経営方針は、国の政策に基づき新たな事業の創出の支援などをもって日本経済の成長・発展に貢献することです。

日本政府は創業者を増やし経済を活性化させたい。その政策のバックアップするための会社になります。

民間金融機関は活動実績が無い新たな創業者にはなかなか融資をしてくれません。

融資がおりないために創業を諦める人が多いと日本経済が発展せずに日本国としても困ってしまう。

民間でできないのであれば、国でサポートをしていこう。といった考えの金融機関です。

まずは日本政策金融公庫で融資を受けて、しっかりと返済をすることで実績を作り、

次の機会には活動実績を持って民間金融機関からの融資を検討するというのが一般的な成長過程となります。

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実際の金利について

創業前後で融資を受ける方は、新創業融資制度を利用した融資を受けるかと思います。

新創業融資制度の利率は令和元年7月1日現在で、1.11%〜2.70%です。

利率に幅がありますが、申し込みを行う人の属性によって変わってきます。

例えば、女性、若者/シニア起業家支援資金を利用した申込ができる場合には、

1.61%〜2.30%までの間で金利が決定されることになり、

あとは、貸付期間や事業の安定性などで判断されることとなります。

一般的には2%を少し超える程度の利率で融資を受けることが出来るかと思います。

仮に金利2%で1,000万円の融資を受けた場合の年間の利息額は約20万円程度となりますが、

事業をしっかりと軌道に乗せることが出来れば、支払いが大変な金額ではありません。

創業のための資金をすべて自分でまかなうとすると、資金をためる期間に数年から十数年かかってしまいます。

融資を利用することで夢の実現までの時間を大幅に短縮し、成功を勝ち取りましょう。

 
 
Shota Fujii